水戸線地酒でいやど〜も

来年秋のJRの茨城デスティネーションキャンペーンを前に、今年はプレキャンペーンとしていろいろなイベントが開催されていますが、そのうちの一つに水戸線に乗って地酒を楽しむというのがありましたのでそれに参加してきました。

 

題して「水戸線地酒でいやど〜も」。

集合は友部駅でしたが、駅の表示板にもちゃんと今日の特別列車の名前が表示されていました。

 

水戸方面から特別列車が到着すると、なんと特製のヘッドマークまで付いていました。

 

そして車内も暖簾がかかっていて乗り込んだ時点から気分があがります。

 

そしてメインのお酒と、おつまみセットが各自に配られます。ロングシートの普通電車でしたが、車内には提灯が吊るされ、座席にはテーブルが取り付けられていました。この日のためにJRの社員さんたちが仕込んだのでしょう。

 

10時36分に電車が動き出すと、さっそく今回参加した酒蔵さんが順番に車内放送のマイクを使って蔵と今日のお酒の紹介をしてくれました。今回参加した酒蔵は、笠間市の須藤本家、笹目宗兵衛商店、磯蔵酒造、桜川市の西岡本店、村井醸造筑西市の来福酒造、そして結城市の武勇でした。ちなみに村井醸造のお酒は復路のみということで往路では飲めませんでした。

 

本当はここに結城酒造もいるべきでしたが、残念ながら火災の影響で酒造りができずに不参加です。

 

 

今日はちょっと雲が出ていて筑波山の眺めはイマイチでしたが、電車は順調に水戸線を走り、11時41分ごろに終点の結城駅に到着しました。

 

結城では14時32分の出発までは自由時間となります。今日は結城市内でイベントが開かれていて、歩行者天国などもあって賑やかでした。

 

結城は結城紬で有名ですが、なかなか手が出るものではありません。でも「つむぎの館」という資料館のようなところに行ってみたら手頃なものもあり、コースターを買ってきました。

 

それから酒蔵を目指して街をぶらぶらします。

 

結城酒造は煉瓦造りの煙突を残して敷地が更地になっていました。

 

武勇では試飲させてもらいましたが、蔵でしか買えないというお酒だったので、購入もしました。

 

結城には日本酒だけでなくビールもあります。

ここからはビールを飲んで時間まで過ごすことにしました。

 

飲食のブースでは、茨城県でも県西地方でよく食べられるという「しもつかれ」があったので食べてみることにしました。大根おろしをベースに、キノコや大豆などが入っているものですが、県央県北に住んでいる僕にとっては初体験の味でした。結構クセがあるという話でしたが、こちらはマイルドだったのか、普通におつまみとして食べることができました。

 

結城麦酒のビールを3杯飲んでいい感じになったところで時間が14時を過ぎたので、乗り遅れないように駅に戻りました。

 

出発までの時間に、ゆうき観光大使のお姉さんがいたので一緒に記念撮影をしてもらいました。

 

帰りの電車でももちろん日本酒が振る舞われます。今度は各蔵元さんが車内を巡回して参加者とお話をする時間が設けられました。

 

帰りはノンストップで友部駅に到着し、友部駅で解散です。でももうちょっと飲みたくて、水戸駅で途中下車して延長戦を行いました。

 

地酒列車は12月には水郡線でも走ります。もちろんこちらも申し込んでいるので、12月が楽しみです。