初落語

土曜日は東京に泊まり、今日は上野にある鈴本演芸場で落語を聞いてきた。初めての生落語体験。以前北村薫の本を読んでいた時に落語を聞きに行く話が出たので一度は聞いてみようと思っていたが、なかなか行くきっかけがなかった。今は毎日、NHK連続テレビ小説ちりとてちん」を見ているけど、これが落語の話なので、そろそろ見に行こう、と思ったところだった。
12時30分開場の昼の部を見に、12時頃に上野に行くと、すでにお客さんが並んでいた。どうやって券を買うのかもよくわからなかったけど、当日券を並んで買うシステムみたいなので、僕も列の後に並ぶ。落語はこの開場で毎日やっているそうで、ふらっと入って楽しむものというイメージを持っていたけど、皆気合いを入れて並んでいるみたい。待っているあいだにも列は後に延びていった。
一般料金2800円を払い、エスカレータで3階に上がる。席は前の方から埋まっていくので、僕は真ん中からやや後ろ寄りの通路側の席に座る。売店でお弁当とビールを買って開場を待つ。
出し物は落語だけではなく、曲芸や漫才なども含めて14組が出演した。落語は9人。落語家の名前は知らない人ばかりだったけど、面白かった。都内で落語をいつもやっている場所は数ヶ所しかないみたいだけど、他のところも行ってみたくなった。次は新宿の末広亭に行ってみようかな。