稲田縁日

笠間の磯蔵酒造で毎年4月に行っていた「ちょっ蔵新種を祝う会」は、今年も開催できませんでしたが、その代わりというか、10月1日の日本酒の日に「稲田縁日」が開催されました。稲田縁日は第10回だそうですが、これまでは笠間芸術の森などで開催されていたのが、今回は場所を笠間市稲田の磯蔵酒造で行うことにしたとのこと。ただの縁日イベントではなく、ステージが設けられ、ちょっ蔵新酒を祝う会の時にも出演していた出演者が揃って出演するので、これはもう新酒を祝う会と考えてよいでしょう。今日は県内外で日本酒のイベントがたくさん行われました。また茨城放送の自転車イベント「いばチャリ」も今日が開催日でしたが、僕はこの稲田縁日に行くことにしました。

 

水戸線で酒蔵のある稲田駅に向かう前に、今日から始まる茨城デスティネーションキャンペーンを記念して、水戸駅茨城ロボッツの選手やRDTも改札前でお出迎えをする、というので10時2分発の電車に乗る直前にロボッツの浅井選手、大庭選手や、RDTのRIRIKAさんとMOMOさんの姿を見ることができました。この後水戸駅南口ではキャンペーンのオープニングセレモニーでRDTのパフォーマンスもあるようでしたが、時間の都合でそれは断念しました。

それでも改札内からRDTのお二人に手を振ったら気がついてくれたのが嬉しかったです。

 

そして水戸線稲田駅で下車して磯蔵酒造に到着。新酒を祝う会では入蔵料があり新酒の四号瓶がもらえましたが、今日の会は入場するだけなら無料で、その代わり酒は自分で購入するスタイルでした。磯蔵酒造は敷地を改修して店舗などを作っていたので、どんなふうに開催するのかなと思っていましたが、駐車場エリアに飲食店が出店して、思ったより広いスペースで開催できていました。

 

まだお昼前でしたが、早速お酒を購入して飲み始めます。

本当は新酒を祝う会で出すはずだったお酒です。ラベルにも「幻の令和五年 ちょっ蔵新酒を祝う会 記念酒」と書かれていました。

 

ステージでは笠間稲荷囃子からスタート。このお囃子を聴くと新酒を祝う会が戻ってきたと感じました。

 

今日は一人で参加したのですが、いつの間にか近くの人同士で宴会が始まり、僕のその仲間に入れてもらいました。お隣にいたのは、新宿ゴールデン街で磯蔵の酒が飲めるバー、「音吉」にいた方でした。僕も以前「音吉」に行った時に会っていました。今は独立して別のお店を開いているそうです。

 

稲田特産の石臼を使っての餅つきの後は、これまたお馴染みのフラメンコ。

 

ダンサーとしての由美ちゃんにも久しぶりに会うことができました。

 

10月3日から酒造りが始まるから、ということで今日は蔵の中での飲食は不可となっていました。

 

それからこれまたお馴染みの浜ユウスケさんの昭和歌謡ショー。

客席に出向いてのおひねり芸も健在です。

 

この後雨が降り出したので、軒下に避難です。新酒を祝う会の時は雨に降られたことはなかったのですが、空が暗くなった頃に雨が止んできて、出演時間を変更してのザ パーマネンツ。この時は、水戸の馴染みの居酒屋の店員さんがいたので一緒にステージを見ていました。

途中で磯蔵酒造のカンタさんや、浜ユウスケさんがバンドをバックに歌を歌うのもお約束。

やっぱり生のバンドサウンドはいいものです。ただ、いつもパーマネンツと一緒にやってきた椿組のダンサーたちが今日は来なかったのがちょっと残念でした。

 

そして最後は、カンタさんも参加しているジプシーロックバンドのB.A.a.D。

エキゾチックでちょっと怪しい雰囲気の漂うステージで宴会の幕を閉じました。