いつもは商店街でビールを飲みながら花火を見ていて、今年もそのつもりでしたが、ふらふらと会場の自衛隊の方に歩いて行ったらそのまま湊線の踏切のところまで行ってしまったので、湊線の線路沿いで見ることにしました。
それほど大きな花火大会ではないのですが、その分のんびりと見ることができました。
日曜日が本祭り。
今年の目玉企画は、ギネス記録に挑戦、ということでひたちなか市の特産品であるほしいもを「リレー形式で食べさせあった最多人数」に挑戦するイベントでした。なんか面白そうと思って参加してみました。
お祭りの開会である１２時に商工会議所前に集合なのでお昼は食べずに行ってみましたが、まずは参加者が集まるのを待つということで、参加証を首にぶら下げて、挑戦会場に入りました。これまでの記録は長崎県で達成された６２８人だそうです。でも１時間経ってもなかなか参加者が集まっていないようで、飛び入り参加を呼びかけていました。このまま人数不足で終わりかと半分諦めていましたが、２時間くらい待ってようやく集まったらしく、そこから参加者全員がほしいものかけらが３個入った紙コップを受け取り、１列になりました。このほしいもを前の人から食べさせてもらい、次に後ろの人に食べさせる、というのがルールのようです。そのほかに禁止事項みたいなのがありました。やっている途中での写真撮影はダメ、というのも禁止事項になっていました。
しばらくしてようやく挑戦が始まり、ギネスの公式認定員が一人一人食べさせあうところを確認しながらリレーが行われていたようですが、１回目は僕の順番に来る前に中断してしまいました。認定員の説明によると、食べさせてもらった人が食べ終わってから次の人に食べさせたのがダメだったみたいです。なかなか細かいルールのようでした。
２回目のチャレンジは、１回目よりは早めのスピードで進み、今度は僕のところに回ってきました。途中で落としたら失格、というので少し緊張しながら前に人に食べさせてもらい、そして次の人に食べさせてあげました。後は続きを見守るだけです。といっても列が長くてどうなっているかはよくわかりません。真ん中あたりにあるステージで司会の人が実況中継していたのですが、どうやら２回目も途中で中断してしまったようです。今度は食べさせてもらう前に次の人に食べさせちゃった、というのが中断理由だそうです。なんでそうなっちゃうかよくわかりませんが、多分ルールの説明が不十分だったせいだと思います。ここで僕の近くにいた１５人くらいのお兄ちゃんたちの団体が、やってられないと捨て台詞を吐いて離脱、別の親子連れもいつの間にか消えてしまい、列を少し縮めなければなりませんでした。なんだか不穏な空気が漂う中３回目のチャレンジが始まり、今度はなんとか全員のリレーは終了したようでした。ところが人数のカウント結果は５９１人だったそうで、残念ながら記録達成はなりませんでした。３回目の時にほかの場所でも離脱者がでたのでしょう。やはりどうやったらいいかの説明不足が響いたのだと思います。それが３回も行う結果になり、そのために待ち時間が長くなり飽きちゃった人が多くて離脱者が増えた理由でしょう。事前にもっと周知しておけば人数も集まっただろうし、やればできるはずです。ギネス記録に挑戦する企画は僕が子供の頃にも大きなモザイク絵を描くだとか、長い海苔巻きを作るとかをやって成功させた記憶があります。今回は久々の挑戦だったと思うので、また企画を練って来年挑戦すればいいのではと思います。
ひたちなか親善大使のお嬢さんたちも一緒に参加していましたので、写真を撮らせてもらいました。
なんだかんだで４時近くまでかかってしまいました。その間チャレンジで食べたほしいものかけらしか口に入れてなかったのでお腹が空きました。飲み物の方は、３回目のチャレンジの待ち時間の時に、Drunken Duckのユミちゃんが通りがかり、ビールを差し入れてくれました。ひたちなか祭りは、ギネス記録にチャレンジした昭和通りと、商店街のある表町通りの２本の道路が会場になっています。昭和通りの方はプロのテキ屋の屋台が並んでいるのですが、表町の方は地元のお店の人が食べ物や飲み物を売っています。テキ屋の屋台があるとお祭りらしい雰囲気という意見もありますが、僕は地元の人のお店で買う方が好きなので、表町まで行き、ビールとハマグリ、枝豆などを買い込んで遅いお昼ごはんにしました。３時間以上ずっと立ちっぱなしだったので疲れてしまいました。
後はただのんびりと祭りを楽しむだけです。
昭和通りの駐車場のところでサウンドシップというアマチュアミュージシャンによるステージがあり、そこに知り合いの飲み仲間が出るというので見に行ってきました。
Drunken DuckのJamieと息子たちによるバンドも次のステージだったので続けて見ました。
その次は昭和通りでもダンスパレード、表町での山車、神輿パレードを眺めていました。
なんか芸者さんのようなお姐さんの踊りがある山車があって目を惹きました。
自分では特に山車を引いたり神輿を担いだりするわけではありませんが、祭囃子を聞くとわくわくします。その中でのんびりと飲んだり食べたりするのが楽しかったです。
