朝方は靄がかかったような状態でしたが10時に集合する頃にはすっかり晴れてきました。
今日は筑波山に行ってきます。体力があれば登山でもとも思いましたが、ケーブルカーで登り、ロープウェイで降りるというコースにしました。
まずは筑波山神社の駐車場に車を止めて、神社にお参りです。
拝殿の脇には昨日飲んだお酒の樽が奉納されていました。
それから神社の脇からケーブルカーに乗って御幸ケ原へ。ケーブルカーの登り始めはちょうどケーブルカーのルートの遥か彼方に東京が見えます。スカイツリーがあるおかげで東京がどこにあるかがよくわかります。
再び御幸ケ原に戻った時にお昼時になったので、コマ展望台の中でお昼ご飯を食べました。展望台の屋上からは眼下に関東平野が一望でき、とても気持ちいいです。
そして女体山へ。男体山が871mなのに対して女体山が877mと少しだけ高いです。二峰を男と女に見立てるのはわかるのですが、どちらが男でどちらが女なのか、どんな理由で決まったのか興味あります。
女体山の頂上は滑りやすい岩の塊で少し怖かったですが、北東の方を向くと自分の住む家のあたりの方向がよく見えました。
女体山から少し降りたところにあるロープウェイでつつじヶ丘に降ります。ここから筑波山神社まではバスで移動し、車に戻りました。
入ってすぐに大きな日本地図が床に描かれていましたが、3Dのメガネをかけてみると立体的に見ることができました。中央構造線や糸魚川静岡構造線がよくわかります。中央アルプスの山々を足で踏み潰すように歩くのは爽快感がありましたが、海の方の伊豆小笠原海溝のあたりでは深く落ち込んでいるので足を踏み出すのに恐怖感がありました。
屋外にある日本列島球体模型、館内にある歴史的な地図や測量器具の展示などをじっくりと見ていたらいつの間にか閉館時間が近づいてしまったので途中で駆け足で周らざるを得ませんでした。
僕は学校の授業の中では地理が一番好きだったのでこの地図と測量の科学館はとても楽しみにしていましたが、最後は時間がなくて残念だったので、また改めて来たくなりました。昨日訪れた地質標本館とも一部重なる展示でしたが、どちらもそれぞれの視点で展示してあり、お互いの面白さがありました。どちらの施設も無料で見学できるのもよかったです。
最後は飛行機で帰る2人を送るために茨城空港まで行き、そこでご飯を食べて解散となりました。
つくばでの施設見学は実はもう一箇所、JAXAの筑波宇宙センターも考えていたのですが時間切れで行けませんでした。でも見学した2箇所と筑波山からの眺めが友人たちにも気に入ってもらえたようで、企画した方としては嬉しく思いました。