第2回水戸マニアの会〜茨交バスに恋をして〜

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去年行われた水戸マニアの会の2回目に参加してきました。今回は、茨城交通(通称茨交)バスがテーマでした。
会場が茨大前の茨城交通本社、しかもゲストにバスマニア3名に加えてなんと茨城交通の社長さんが登壇しました。
最初はバスマニアたちによるバスへの愛を語るトークで、本人たちが熱く語るもその生態は側から見ると不思議で、会場は時折爆笑の渦に包まれました。

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それだけで終わるマニアの会ではありませんでした。その後はバスの運転手、整備士、さらには運行ルートを検討する茨交社員たちも入れ替わり立ち替わりゲストで登場してくれて、バスを運行、運営する上での苦労話、心がけていること、などを我々一般人に語ってくれるという、なんとも豪華な会でした。
 
そして最後には、バスに乗ったまま洗車機を通るという企画も用意してくれました。
 
想像以上に濃いマニアの会でした。

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この会に参加したからといって僕がバスマニアになるわけではありませんが、路線バス旅のオススメ路線というのが紹介されていたので、それだけはメモしておきました。一つは桜川車庫〜大内田〜大工町〜水戸駅〜城東〜若宮団地〜浜田と通る3線。これは城下町の名残のクランクの残る狭い道を通るというルートで、もう一つは茨大〜栄町〜水戸駅〜本町〜大野〜那珂湊〜平磯を通る28線。こちらは上市から下市、そして海辺の街へと通るルートだそうです。いつかこの路線に乗って小さなバス旅をしてみたくなりました。
 

http://www.ibako.co.jp/contents/newsrelease/files/2017/03/201704mito-mania.pdf

落書き消し、日本酒Bar、茨城ロボッツ

午前中は勝田駅前の通りで落書き消し活動に参加しました。去年の10月以来の参加でした。
 
これはなんとか消せたのですが、

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こちらは手こずってこれが精一杯でした。

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一旦家に帰って、次は水戸に移動。
丸井の屋上で開催されている「日本酒bar茨城」に行ってきました。
県内8つの蔵が出店しています。そのうち4蔵の酒を頂きました。

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途中で豪雨に見舞われたのでその時間だけは屋根のあるところに避難しましたが、程なくすると雨が上がったので最後に日本酒とジンと梅を使ったカクテル「サケティーニ」を頂きました。

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飲んだお酒は、
常陸太田(里美)伊坂酒造店「日の出鶴 純米吟醸
日立 椎名酒造店「富久心 蔵なま」
常陸太田 岡部合名「ご縁だね」
水戸 吉久保酒造「一品 嚼梅(しゃくばい)」でした。
あと、吉久保さんからは豪雨避難中に悪天候サービスとして吉田類も酒場放浪記で飲んだ「初しぼり」を頂きました。
 
このイベントは、南町のバー「ファンファーレ」のマスターが実行委員として開催したそうです。
 
ちなみにその他の参加した蔵は、磯蔵、石岡酒造、明利、月の井でした。
 
 
そして最後に青柳公園市民体育館での茨城ロボッツの試合観戦。今日の相手は群馬クレインサンダーズです。

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前半はリードしていたのですが、後半に追いつかれて結局71対86で負けてしまいました。
 
今日は2階席からの観戦でした。2階だと段差がある席なのでコートもボールもよく見えるので決して悪くない席です。

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今日は群馬からぐんまちゃんもやってきていました。水戸のご当地アイドルと一緒に写真を撮らせてもらいました。

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今日のチアリーダーRDT。手を振るとポーズを決めてくれるのが嬉しいですね。

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富岡町復興の集い

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4月1日に避難指示解除準備区域と居住制限区域が解除されたばかりの福島県富岡町で、復興の集いというイベントが開催されたので行ってきました。
朝は雨が降っていたし、町民でない僕が行ってもいいのかなと思わなくもなかったですが、しばらく福島県に足を運んでいなかったこともあって、行ってみることにしました。
会場は夜ノ森の桜並木付近です。直接車ではいけないので、町内の工業団地に車を止め、シャトルバスで会場に向かいました。
 
桜の方はまだ少し早かったのですが、たくさんの町民で賑わっていました。近くの富岡二中の校庭ではステージイベントや屋台なども出ていました。
 
ステージイベントも見てみたかったのですが、通りすがりにギネス記録に挑戦の参加者を募集していたので、せっかくなので参加してみました。なんのギネス記録かというと「1分間に最もされたハイタッチ」というもの。桜の樹の下に参加者が一列に並び手を挙げます。そこに富岡高校出身の鈴木文健さんという俳優さんが走りながらハイタッチをするのだそうです。リハーサルを行い、本番も3回行いましたが、その場ではギネス記録を達成したのかどうかがわかりませんでした。

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その後、再び中学校の校庭に戻ると、ちょうど杉良太郎のステージが始まるところでした。杉さんはいろいろボランティア活動を行っていることで知られていますが、実際にその姿を見ることができたのはよかったです。

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この復興の集いは、2014年から開催されていましたがこれまでは広野町で開催されていたとのこと。今年初めて富岡町で行われたそうです。夜ノ森にははまだ帰還困難区域への立ち入りを制限するバリケードがありました。だから素直に喜べる状態ではないでしょうが、それでも人の姿が少しずつ戻ってくるのはいいことでしょう。

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夜ノ森を後にして、もう少し富岡町を見て回ります。
 
地震の後ずっと休業していたショッピングセンターが、町民帰還を前に再オープンしていました。

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そしてJR富岡駅も新しく駅前ロータリーが整備され、駅舎やホームも工事中でした。今はまだ常磐線の運転は休止したままですが、いずれ近いうちに復活するということが目に見えてわかりました。

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茨城ロボッツ v 福島ファイヤーボンズ

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4回目のバスケットボール観戦の相手は福島ファイヤーボンズです。福島の郡山を本拠地とするので公式サイトでは「水郡線ダービー」とも呼ばれています。今までの相手とは違って比較的近いので、福島のファンも多く来ているようでした。
 
試合開始直後にはいきなり相手にダンクシュートを決められましたが、その後すぐに逆転してそのまま逃げ切り、最終的に83対73で久しぶりに勝ち試合を見ることができました。これでロボッツはなんと6連勝です。
 
ちなみに今まではずっと2階席だったのですが、今回は初めて1階の自由席にしてみました。確かに迫力はありましたが、フラットな席だし、コート脇にはスポンサーの看板があるので手前の方は良く見えず、首が疲れました。
 
写真だとこんな風に撮れますが、

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実際の見た目はこんな感じでした。

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それでも試合後は選手が場内を一周するのでハイタッチすることができました。今日は勝利だったので気持ち良くハイタッチできたのがよかったです。
 
そしてバスケットはこれが楽しみのチアリーダー。声をかけるとちゃんとポーズを取ってくれます。でもなかなか名前を覚えることができません。

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それから、今日は常磐大高校のチア部と書道部のパフォーマンスがありました。書道部のパフォーマンスでは書いている途中はなんだかよくわかりませんでしたが、完成したのを見るとロボッツの応援メッセージとなっていました。なかなかかっこよかったです。

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水戸 v 山口

 

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今日は東日本大震災復興支援招待で、ひたちなか市に住んでいる人は無料で観戦することができました。風がとても強い天気で、少し体調が良くないので多少ひるみましたが、せっかくの招待なのでスタジアムで観戦しました。
 
今日の相手はレノファ山口。相手が風の影響を考えたのか、いつもとは逆のサイドからのキックオフでした。前半はお互い無得点でしたが、後半の64分に、前田が右サイドで相手ディフェンダーの足元のボールを奪ってそのまま中央にドリブルしシュートしたのが決まりました。確か前田は前回見た金沢戦でもゴールを決めていました。今日も前半からいい動きをしていたので注目していました。まだ若いですがなかなかいい選手です。これからも注目していきたいと思います。
 
試合の方はその後78分に、誰がどんなファールを犯したのか良くわからないまま相手にPKを取られて追いつかれてしまいました。
 
結果は1対1でした。惜しくも勝ちきれませんでしたが、次に期待しましょう。

「パロディ、二重の声」

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東京ステーションギャラリーの展示を見てきました。
今回の展示は1970年代のパロディ文化に焦点を当てた展示で、ポップカルチャーにも通じるところがあったので興味を持ちました。
最初がいきなり山縣旭のモナリザシリーズで、古今東西の有名な女性をモナリザのポーズで絵にしたものがたくさん展示していました。
展示室に入ると1960年代のハイレッドセンター赤瀬川原平の作品や横尾忠則の作品がありました。
また、パロディメディアとして出版物やポスターなども展示されていました。雑誌「ビックリハウス」がずらりと展示されているのは圧巻でしたが、展示室を先に進むとその「ビックリハウス」の実物が手にとって読めるようになっていました。
最後の展示はマッドアマノのパロディ裁判に関する展示でした。
ちなみに今回の展示は、一部の作品を除き写真撮影が可能でした。

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東京ステーションギャラリーは以前行ったことがありますが、その時は東京駅の丸の内中央口あたりから入場したと思います。東京駅が復元されてからは初めてでしたが、復元の時にギャラリーの場所が変わったようです。
場所は変わっても、東京駅創建当時の赤煉瓦が見えるのは以前と同じです。展示室自体が文化財というのがこのギャラリーの特徴です。

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展示の中で一つ気になったことがありました。横尾忠則のアニメ作品「堅々山夫婦庭訓(かちかちやまめおとのすじみち)」には、リチャードバートンとエリザベステーラーや西部劇、そして007シリーズの映画を模したシーンがありました。その中にはビートルズも出てくるのですが、作品のそばにある解説の中で「潜水艦(ビートルズイエローサブマリンのパロディ)」とありました。確かにこの作品のアニメはビートルズのアニメ映画「イエローサブマリン」に雰囲気が似ています。でも横尾忠則のこの作品は1965年の作品で、ビートルズの映画は1968年製作です。元になった曲「イエローサブマリン」でさえ1966年の作品です。あとで買ったカタログには横尾忠則自身の解説で同じ言葉が書かれていましたが、1995年の発言とのことなので、きっとこれは横尾忠則の勘違いでしょう。

水戸路上観察街なか展示、" 届く声、届ける声 " 水戸公衆放送/Laika Came Back トークショー

先日の水戸路上観察学会で審査員に選ばれた作品が、水戸の街なかに展示されています。僕の作品も含まれているので見に行ってきました。展示場所は茨城県三の丸庁舎、常陽銀行本店、栗原写真館、VILLAGE310、常陽銀行泉町支店の5箇所です。

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まず三の丸庁舎に行ってみたら、いきなりそこに僕の作品の展示がありました。

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ただ、その後に見た他の展示場所に比べると薄暗くてあまり目立たない場所だなと思いました。それと、VILLAGE310はカフェの店内にあるので何か注文しないと見られないのかもしれません。
 
 
 
その後は、cafe+zakka+gallery Minervaでのイベントに行ってきました。「" 届く声、届ける声 " 水戸公衆放送/Laika Came Back トークショー」というタイトルで、水戸公衆放送の小松崎節子さんのトークショーがありました。

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水戸公衆放送とは、水戸の街を歩けば耳に入る街頭放送です。水戸ではずっと昔から放送されているので逆にあまり気にしていませんでしたが、街頭放送は今は日本でも北海道と水戸にくらいしかないそうです。その声の主のお話を直接聞ける、ということでとても楽しみにしていました。
そしてご本人が登場すると、当然ながら街のスピーカーから聞こえる声と同じ声でお話されます。とても不思議な感覚でした。
水戸公衆放送は昭和23年(1948年)に始まり今年で約70年、小松崎さんも実は69歳なのだそうです。もちろん生まれた時から公衆放送をやっているわけではなく、いろいろあって30歳の時に勤め始め、今は先代社長の後を継いで一人で公衆放送を行っているそうです。そのいろいろあった話も面白かったのですが、公衆放送も一人で続けていくのはもう限界だそうです。誰か後を引き継いでくれる人がいればいいのですが、と話していました。水戸の歴史を見続けて、それ自身が水戸の街を彩っている公衆放送です。このままおしまいにしてしまうのはとても惜しいです。どうにか続けてくれることを祈ります。
 
水戸公衆放送については、以下に詳しいインタビューがありますのでご参考にどうぞ。
 
小松崎さんのトークショーで聞き役を務めていたのが、Laika Came Backという名前で活動している車谷さんでした。
トークショーの後はLaika Came Backのミニライブでした。Laika Came Backというのは初めて聞きましたが、一人でアコースティックギターで歌うのですが、同時に録音してサンプリングして一人多重演奏のスタイルだったので驚きました。
僕自身は小松崎さんのトークショーを楽しみにしていたのですが、Laika Came Backのライブを楽しみにしていたお客さんの方が多かったのかもしれません。
 
この日の様子がミネルバのブログで紹介されていたのでここでも紹介します。