瓜連のあまや座で久しぶりに映画を観てきました。
コロナ禍でミニシアターが苦しくなったときにクラウドファンディングで支援していたのですが、その返礼としてチケットがあり、支援から2年ほど経ってようやく受け取りに行ったのでした。
前回あまや座に行ったのは2019年12月の「ハードデイズナイト」でしたので、約2年半ぶりの訪問でした。
上映前の注意事項の映像は初めて見るものだったかと思いますが、あまや座をミニチュア化したものでなかなか楽しかったです。
今日見てきたのは「リコリス ピザ」。1970年代のハリウッドを舞台に、3姉妹バンド「ハイム」のアラナハイムが、実名と同じ名前のアラナ役で出演するということでロックファンとしても気になっていた映画でした。
ストーリーとしては冒頭に主人公の男女2人、ゲイリーとアラナが出会うのですが、ゲイリーは15歳の高校生、アラナはそれよりも年上ということで、アメリカの15歳はこんなに大人びているのかと思ったり、その後ゲイリーはビジネスを始めてアラナはそれを手伝ったり、またアラナが選挙事務所のボランティアに参加したりとなかなか話について行くのが難しかったですが、かつてスクリーンで見たアメリカの世界がまた目の前に現れて、ファッションや音楽も楽しめました。ポールマッカートニーの「Let Me Roll It」が流れたり、ラストシーンの映画館で上映中の作品としてタイトルだけ出てきたのが「007/Live And Let Die」というのがビートルズファンとしては嬉しいポイントでした。