鹿島 v FCソウル

カシマスタジアムで行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の試合観戦。
カシマスタジアムに行くのは震災直後の2011年6月に行われたチャリティーイベント以来。公式戦となるとさらに前、2010年11月以来でした。

以前は年に数回カシマまで試合観戦に行っていたのですが、震災後は水戸ホーリーホックの方を応援するようになったので、リーグが違うとはいえ同じ国内で2つのチームを応援するのもどうかと思いカシマからは足が遠のいていました。しかし今回はACLということで相手は外国のチームなので行ってみることにしたのです。ACLは通常は平日夜に行われるのでなかなか観に行くことはできませんが、ちょうどゴールデンウィークにホームゲームだったので観に行くことができました。個人的には初めてのACL観戦でした。

本当なら列車で行ってビールでも飲みながら観ようかと思ったのですが、試合開始時間が夜の8時と遅く、帰りの列車の乗り継ぎ時間が心配だったので車で行きました。

スタジアムに行く前にはクラブハウスにも初めて行ってみました。ここにはチームの練習場があって、練習後には選手からサインをもらうこともできるみたいです。

7時過ぎにはスタジアムに入りました。国際試合だけあってピッチ周りの広告も普段のJリーグの時とは異なっています。チーム表記も出場選手紹介のアナウンスも英語です。

ACLは今日の試合がグループリーグ6試合目。鹿島は最初の3試合で連敗しましたがその後2連勝してかろうじてグループリーグ突破の可能性を残しました。もしすでに敗退が決まっていたら見に来たかどうかは微妙でしたが、今日勝てば突破ということで応援にも力が入ります。2階スタンドはゴール裏以外は開放してませんでしたが、1階席はだいたい席が埋まっていました。対するFCソウルの応援席は閑散としていますが、アジアのクラブチームの海外遠征だとこんなものなのでしょうか?


試合の方はまず鹿島が開始8分に赤崎のゴールで先制します。これで勢いをつけたいところでしたが前半36分にコーナーキックから失点してしまいました。そして後半が始まると逆に51分にまたもやコーナーキックから得点を決められて逆転されてしまいます。追う展開となった鹿島は68分に赤崎に代えて高崎、71分にはカイオに代えて本山を投入します。本山は昔からスーパーサブとして活躍していましたからこの場面でも期待が高まります。すると79分にはゴール前の混戦から日本代表でも活躍していて今日はキャプテンマークをつけている柴崎のゴールが決まり同点に追いつきました。終盤86分には西に代えて梅鉢を投入しあと1点を目指して攻め続けました。しかしなかなかネットを揺らすことはできません。アディショナルタイムが4分と出てまだいけるぞ、と思った直後逆にソウルに点を取られてしまい万事休す。残念ながらグループリーグ敗退が決まってしまいました。

結果は残念でしたが、国際試合でありかつ次のステージに進むためには勝つしかないという緊張感を味わうことができました。鹿島にとっては久しぶりのACLの舞台だったこともあるでしょう、この敗退を糧にステップアップしてもらいたいとおもいました。


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