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エンジン01「夜楽」

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100人を超す文化人が水戸に集まり開催された「エンジン01文化戦略会議オープンカレッジin水戸」。昼間の講義は僕自身の予定が直前まで決まらなかったので参加できなかったのですが、夜は講師の方々と一緒に会食ができるという「夜楽(やがく)」があるということで、こちらに参加してきました。こちらも水戸市内の25箇所もの飲食店を会場に開催されるというので、どれに参加しようか迷いましたが、水戸芸術館にあるレストラン「チャイナテラス」のプログラムに参加してきました。
 
それぞれの会場には数名の講師の方が出席されるのですが、「チャイナテラス」には女優の倍賞千恵子さんが参加されるのです。僕は映画「男はつらいよ」が大好きだったので、その映画に出演されていた倍賞さんと一緒に食事ができるかと思うととても楽しみでした。
 
19時開始の少し前に会場に到着したところすでにほとんどの席がいっぱいでした。端の方の席に座り、同席した他の参加者と雑談をしながら開場を待ちました。19時を少し過ぎて講師の方々が到着して早速乾杯が始まりましたが、座った席からはカーテンに遮られて残念ながら講師の方々のお顔を拝見することができませんでした。この開場では倍賞さんを初めとして合計4人の方が出席されましたが、乾杯の後はそれぞれ参加者の座るテーブルに分散して食事をされました。開場には50人ほどの参加者がいたので、講師の方々は時間を区切って移動してくれたのですが、僕のいるテーブルにはなかなか来てくれず、同席した方と会話をするのみでした。でもお隣の方は倍賞さんのファンのようで、昼間の講義にも参加して倍賞さんの目の前の席に座ったり、会場で販売されていた倍賞さんのCDを買ったりした、という話を聞きました。倍賞さん自身も、お母様が茨城出身とのことで、倍賞さんも戦時中は茨城に疎開していたそうです。
 
講師の方は時間を区切って何箇所かのテーブルに移動してくれたのですがなかなか僕のいるテーブルには回ってきてくれません。残り時間も少なくなってきて、倍賞さんが近くに来てくれるように、お隣さんはCDを席の上に出し、僕もこの日のために持参した映画「男はつらいよ」の実質的な最終作のパンフレットを出していました。すると係りの方が、次は倍賞さんをこちらのテーブルにお呼びします、と言ってくれて、いよいよ倍賞さんが僕のいるテーブルにやってきました。
 
男はつらいよ」は、第1作の映画の公開が僕の生まれた1969年の8月です。そして倍賞さん演じるさくらの息子の吉岡秀隆さんは僕と同世代です。ですから、倍賞さんは僕のお母さんのような存在です。そんな話を直接倍賞さんにすることができました。お隣の方も事前に用意していた質問を倍賞さんにしていましたが、「男はつらいよ」の中でどの作品が一番印象に残っていますか、との質問には、やはり第1作が一番だと答えてくれました。まさかあんなに長く続くとは思わなかったとも言っていました。
 
この催しでは本当はサインをしてはいけないことになっていたそうですが、僕が持ってきた「男はつらいよ」のパンフレットを倍賞さんに見せたところ、手に取ってくれて、もしペンがあったらサインをしてあげますよ、と言ってくれたので、こんなこともあろうかと用意しておいたサインペンを渡したところ、わざわざサインをしてくれました。最初はカーテンに遮られてよく見えなかった席でしたが、オープンな席ではサインはしてくれなかったでしょうから、かえってラッキーでした。最後に席を立つ前に思い切って握手をお願いしたところ快く応じてくれました。お会いできただけでも嬉しいのに、一緒に食事もしてサインや握手までしてくれて大感激です。
 
お隣りに座ったファンの方の情報によると、「男はつらいよ」の故郷である柴又に、今度さくらの銅像が立って除幕式が行われるとのことです。僕も柴又には20数年ほど前に一度行ったきりなので、せっかくなのでこの機会にまた行ってみようかと思いました。

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