常世「常陸国風土記」への誘い Vol.1

応援している箏奏者Yorikoさんが出演するコンサートに行ってきました。

場所は水戸京成ホテル水戸駅近くにある立派なホテルです。

 

間に食事を挟んだ二部構成になっていて、第一部が「常陸風土記」をテーマにYorikoさんが作曲した箏の曲の演奏でした。編曲した長尾和哉さんもステージに上がり、おりんとコンピュータで演奏に加わりました。

長尾さんはアンビエント楽家、ということで、環境音楽のような心地よいメロディーの曲でした。でも蛇神をテーマにした曲では一転しておどろおどろしい光景を表現していました。

 

5曲演奏した後は休憩となりますが、部屋を移動して茨城の食材を使った創作料理をいただくことができました。しかも常陸国国府が置かれていた石岡の地酒「白菊」も提供されたので、美味しくいただきました。

 

第二部はゲストをお迎えしての常陸国プロジェクトを語るトークから始まりました。

それに続いて長屋さんのソロ、そしてYorikoさんのソロと続きます。Yorikoさんが演奏したのは平安時代箏曲を再現した曲でした。目を閉じて聴いていると自分もその時代にいるような気持ちになりました。

 

常陸国風土記のことはもちろん知っていますが、詳しく知っているかと言われると自信がありません。日本に残る5つの風土記の一つ、ということでとても貴重なものなので、原文で読むのは大変そうだけど、せめて解説本などだけでもちゃんと読んでみたいなとも思いました。

 

今日のコンサートは「常陸国風土記」への誘い Vol.1とあるように、この後も続けていくプロジェクトとのことなので、これからも楽しみです。

 

会場では茨城県のおいしいものを作る方たちがプロジェクトのサプライヤーとして食材を販売していたり、帰りにはお土産までいただきました。お酒を提供した石岡の廣瀬商店もお酒を売っていたので1本購入してきました。また、Yorikoさんと長尾さんのCDなども販売していたので1枚ずつ購入したのですが、YorikoさんのCDはお土産の中にも同じものが入っていたので重複してしまいました。これは周りの人に布教しなさい、というお告げと思いました。