神保町ブックフェスティバル、神田飲み歩き

東京の神田神保町で開かれた、神保町ブックフェスティバルに行ってきました。

コロナ禍になって中止になった後、確か去年は多少規模を小さくして再開したと思いますが、その時は僕自身がまだ県外に行くことができなかったので、2019年以来、4年ぶりとなりました。

 

東京駅から都営三田線大手町駅経由で地下鉄神保町駅で降り、最初に目指すのはもちろん本の雑誌社のブース。

浜本社長や社員さんにお久しぶりのご挨拶をした後、早速ワゴンから新刊を含む数冊を買います。

買ったのは新刊の「神保町本の雑誌」(本の雑誌社)と「黒と誠3」(双葉社)。それと在庫放出の「別冊本の雑誌1ブックカタログ1000」「別冊本の雑誌2読み物作家100人集」別冊本の雑誌3ブックカタログ1000PART2」「別冊本の雑誌4恋愛小説読本」をそれぞれ100円で。

今日はおまけで、1000円以上購入で亡くなった目黒考二さんの蔵書がいただける、ということでそちらもいただきました。

 

それから他の出版社のワゴンを一回り。気になる本もいくつかありますが、その中から山と渓谷社で2冊。「にっぽん建築散歩」「続にっぽん建築散歩」で、「続」のほうに水戸のことが書かれていたのでした。

 

午後1時からは本の雑誌社のブースで、本の雑誌創刊秘話を「黒と誠」のタイトルで漫画化した作者、カミムラ晋作さんのサイン会が開かれるので、先ほど買った漫画に名入りでサインをいただきました。好きなキャラクターの絵も描いてもらえる、とのことだったので、今回は第3巻出版記念なので、現社長の浜本茂さんの絵を描いてもらいました。ちなみに本の雑誌を創刊した椎名誠さんと目黒考二さんの似顔絵入りはすでに1巻と2巻で買ってあったのでした。

 

お目当てを入手したので、ブックフェスティバル会場で上海焼きそばと青島ビールで一休み。

 

それから次は、御書印をもらうために新刊書店4件をハシゴ。もちろんそのためには本も買います。東京堂書店椎名誠さんの「机の上の動物園」(産業編集センター)、書泉グランデで雑誌「鉄道考古学」(イカロス出版)のバックナンバーを4冊。姉川書店で「作家の猫2」(平凡社)。そして神保町から建て替え工事のため小川町に仮設営業中の三省堂書店太田和彦さんの「日本居酒屋遺産西日本編」(トゥーヴァージンズ)。

 

その合間には泰川堂書店と永盛書店で水戸や茨城に関する古絵葉書などを購入。こちらのお店に来るのも久しぶりで、次にいつ来られるかわからないからと、財布の紐も緩み、2軒合わせて10点、30,000円以上も買ってしまいました。

 

会いたい人たちに会え、欲しいものも手に入れて満足し、次は夜の部です。

 

小川町まで来たので、つい先月も訪れた「みますや」へ今日も入っています。相変わらず予約なしだと少し待ちましたが、1人だったので程なく入ることができました。

前回は成り行きで2人で飲んだので、それはそれで楽しかったですがちょっと気を使ったところもあったので、今日は一人で気ままに飲みました。

といっても飲んだのは前回と同じくエビスビールと白鷹のお燗でしたが、料理の方はお腹も空いていたので、いかげそあげ、ヌタ、里芋煮、それとアスパラを頼みました。

 

それからもう1軒、神田駅の近くにある、吉田類さんも酒場放浪記で訪れた「鶴亀」へ。

こちらではホッピーとニラもやし炒め、それと卵とトマト炒めをいただきました。

 

帰りは東京駅から特急に乗って帰ったのですが、乗車してからスマホチケットレス指定券の表示が出なかったので、まだ指定を取っていなかったのかと思ってその場で急いで購入しました。ところがよく見たら事前にちゃんと指定が取ってあったので、二重に買ってしまっていたのでした。