「劇団であった怖い話」

稽古場「風」で劇団キミトジャグジーの演劇を観てきました。

キミトジャグジーの演劇は5月と9月に続いて今年3回目ですが、今回は役者が実名で劇団員の役を演じるという実験的な芝居でした。

しかも、「一部暴力的なシーンやグロテスクな表現」が含まれているということで、僕はその手の話が苦手なので、いつもなら前の方の座席で見るところを、今回は後ろの方の観ることにしました。

最初に二人の脚本家による短めのストーリー2本が演じられましたが、セリフの内容がそれだけでも十分に怖さを感じさせました。

そして座付き脚本家による3つめのストーリーは、役者が自分の自己紹介をしたり、脚本家が天の声となって役者を動かしたりと、どこまでが芝居でどこからが素なのかがわからなくなってきて、その感覚が面白かったです。

 

5月の公演を観て以来キミトジャグジーブログを見ているのですが、終わった後に演出や衣装などの解説がたっぷりと書かれているので、読んでからもう1回観たくなります。

 

次の公演は3月に予定されているとのこと。また観たいので、他の予定と重ならないことを祈ってます。