鉾田駅、石岡飲み歩き

今日は鉾田市で行われるアメフトの茨城セイバーズの試合を見に行くつもりだったのですが、当日の朝になって急遽別の用事が発生し、行くことができませんでした。

用事が終わって、それから鉾田に向かってもすでにアメフトの試合は終わってしまう時間にはなってしまいました。予定ではアメフトの後には石岡に移動して石岡で飲むつもりでいたので、すでに頭の中は石岡で飲む気満々です。そこで、アメフトには行きませんが、同じルートで移動することにしました。

 

前回鉾田にアメフトを見に行った時は車で行ったのですが、今日は飲むので車では行けません。まずは大洗鹿島線新鉾田駅に行きます。

 

アメフトに行く当初の計画では、新鉾田駅茨城空港行きのバスに乗り、坂戸中央というバス停で降りるのですが、今から乗るのは石岡駅行きです。ですがバスの時間まで少し時間があるので、鉾田駅まで歩きました。

鉾田駅、というのは今はバス停の名前ですが、その名の通り以前は鹿島鉄道の終着駅である鉾田駅がある場所でした。鹿島鉄道は2007年に廃止となってしまいましたが、僕は一度も乗ることができなかった路線です。バス停の鉾田駅まで行ってみると、バス停とは別に、鉄道のホーム跡が見えました。

 

さらには駐車場の看板には鹿島鉄道の名前がそのまま残っていました。

 

さて、やってきたバスは石岡駅行き。廃線となった鹿島鉄道代替バスでもあります。

途中のバス停も、玉造駅とか小川駅とかの鉄道の駅名がそのまま使われているところがいくつもありました。

夕暮れ時を走るバスからは霞ヶ浦筑波山の夕焼けが見えました。

そして途中の四箇村駅から終点の石岡駅までの間は、鉄道の軌道跡を利用したバス専用道路を走ります。鉾田駅あたりではまばらだった乗客も、石岡駅が近づくにつれて混雑していました。

 

終点の石岡駅東口は、かつて鹿島鉄道石岡駅があったあたりを整備してできたものです。

 

かつて鹿島鉄道が走っていた頃、上野に向かう特急の車窓から鹿島鉄道の車両が止まっているのをよく見ていたものですが、廃止になる前に乗っておけばよかったと後悔しています。

 

さて、すっかり日が暮れて暗くなってきましたが、これから石岡での居酒屋タイムがスタートです。1軒目は石岡駅東口から歩いて15分くらいのところにある「たか木」。普段は電話で予約することはしないのですが、ここは駅から離れているため、せっかく行っても入れないとダメージが大きいため、石岡駅から電話しました。最初はいっぱいと言われましたが、一人ならカウンターに入れる、ということで無事に予約完了。

お店は駅から距離があるばかりではなく周りは住宅街で、予約して本当に良かったです。

 

まずはビールとカツオの刺身。

 

それから日本酒に切り替えます。

このお店には太田和彦さんの居酒屋番組で紹介されたので来たわけですが、そのことをお店のマスターに話したところ、なんとその太田さんが番組でお店に寄贈した特製のお猪口で飲むことができました。

飲んだお酒は、石岡市の藤田酒造の富士泉。今まで飲んだことがないお酒でしたが、聞けば今は自社醸造をしていないのでは、とのこと。別の蔵で委託製造しているようです。道理で見たことがなかったのでした。

せっかく石岡に来ているので、他の石岡市のお酒から、府中誉の太平海を飲みました。

 

石岡では別のもう1軒にも行きたいため、たか木ではこの辺でおしまいにして石岡駅まで戻ります。

次のお店は、やはり太田和彦さんの番組で紹介された「呑喜」。こちらは駅に近いエリアにありましたが、扉を開けて覗いてみると今日はいっぱいで入れないとのこと。残念ですが、また次の機会に来ようと思います。

 

このまま帰るのにはまだ時間があります。もう1軒をどこで飲もうか少し歩きましたが、あまり選択肢はありませんでした。駅前にある「ヨット食堂」という不思議な名前のお店に入りました。

黄色に赤文字の看板から中華料理屋さんかと思いましたが、店頭に貼られたメニューを見ると、定食だけでなく一品料理もあったので居酒屋として使うこともできるようです。

中に入ると店主一人で注文を取っていたので、タイミングを見計らって注文します。

前の店に続いて日本酒を飲みますが、石岡市にあるもう1軒の廣瀬商店のお酒はなく、先ほど飲んだ府中誉の別銘柄「渡舟 直汲み」を飲みました。

おつまみはあぶりしめ鯖。

 

2杯目はシークワーサーチューハイと、しらうお天ぷら。

 

若干不完全燃焼でしたが、この辺で石岡飲み歩きを終わりにしました。