茨城ロボッツの試合が17時過ぎに終わり、そこから写真撮影やサイン会を済ませてアリーナからバスを使って水戸芸術館に着いたのは開演の10分前。なんとか間に合いました。
水戸芸術館で2021年夏に始まった「目指せ、ミュージカル水戸黄門?」も4回目にしてついに「目指せ」が取れて「ミュージカル水戸黄門」として完成しました。
2回目のだけはちょうど母が亡くなった時に重なってしまって見逃してしまったのですが、最初は劇中劇のような形で仲間集めから始まったのが、成長した水戸光圀の姿として描かれたのには感慨深いものがありました。
オープニングで関ヶ原の戦いに水戸光圀がいるというシーンが出てきて、時代的におかしいなと思っていたらそれは光圀の夢というか妄想だったのでした。
登場人物が皆、和装の時代劇なのにヒップホップのダンスシーンがあったりするのですが、そのダンスが普段は見る機会がないこともあり、意外性もあって素晴らしかったです。
三味線や尺八の生演奏による劇伴や講談師による語りがあったり、幕が開く前に余興として行われていたマジックで使った小道具が劇中にも再び登場して驚かせられたりと、様々なアーティストが一堂に会する舞台ならではの楽しさは今回も健在でした。
そして座長であり主役の安達勇人さんをはじめとする歌とダンスのシーンは美しかったです。