茨城ロボッツ v 長崎ヴェルカ

日立市池の川さくらアリーナでのロボッツと長崎の第2戦。

Tip Off直前の円陣にも力が入ります。

スタートは中村功平選手がファールを受けフリースローでまずはロボッツが先制しますが、第1Qは15対16で1点ビハインド。昨日と同じような展開になるのでは、という気もしましたが、第2Qに踏ん張って46対45と1点リードしてハーフタイムとなります。

昨日は第3Qに大きく引き離されてしまったので、ここから頑張ってほしいと願ったところ、期待に応えて68対66と2点差をつけていよいよ最終Qになります。

お互い得点するペースが上がり、息をする暇もないように感じましたが、ロボッツはここで引き離しに行き、残り時間約6分で13点差までリードを広げました。今日こそは勝てるかと思い始めると、そこから長崎も反撃して点差を縮めてきます。オフィシャルタイムアウトの直前でしたがたまらずロボッツタイムアウト

続くオフィシャルタイムアウトが終わっても長崎の猛攻が続き、残り0分33秒で1点差まで迫られてしまいました。最後に逆転された群馬戦の記憶も新しかったですが、ここはホームの大声援があります。なんとか耐えてくれと祈っていると、シェイ選手や山口選手がフリースローで追加点を挙げ、最後は長崎の日本代表、馬場選手に得点を決められてしまいましたが、92対88で逃げ切りついに今シーズン初勝利を挙げることができました。

試合終了の瞬間は、僕も思わず立ち上がってしまいました。

 

今日のMVPは23得点の中村功平選手。試合中はクールに3ポイントシュートを決めてくれましたが、インタビューでは笑顔を見せてくれました。

 

そしてMVPにはなれませんでしたが、16得点、11リバウンド、6アシスト、そして終盤にかけて得点を決めただけでなく、長崎のフリースロー時には両手を振って観客にノイズを要求し、勝利に貢献した山口選手もインタビュー。アウェイ群馬戦での涙もありましたが、昨日も今日も熱い心を見せてくれました。

試合中、日本代表馬場選手とのマッチアップにも盛り上がりました。

 

インタビューの後、2人で今シーズン初めての「我らが茨城」コール。

 

今日の試合は、日立開催での来場者数を更新する4,113人でした。

最後の方は場内MCも聞こえないくらいの大声援。去年の日立開催試合では第2戦で大逆転がありましたが、今年も第2戦で記憶に残る勝利をあげることができました。

 

帰る時には周りのブースター仲間、ボランティアスタッフの人たち、西村社長、クラブのフロントスタッフたちとも笑顔でグータッチで喜びを分かち合いました。

来週のアウェイ3試合の後はバイウィークに入るのでしばらくリーグ戦はお休み。次のホーム戦は1ヶ月後となります。ちょっと時間が空いてしまいますが、中断前の試合で勝利することができたので、しばらくは余韻に浸れそうです。

 

ここからは試合以外の振り返り。

試合の前には以前ロボッツにいた、茨城出身の磯野さんが、平尾選手と握手する姿も見ることができました。

 

ハーフタイムには、エレクトロニコス・ファンタスティコス!によるパフォーマンスがありました。和田永さんを中心とするこのグループは、以前県北芸術祭で展示を見たことがあるような気もしますが、ちゃんとしたパフォーマンスを見るのはこれが初めてだったかも。今回はバーコードスキャナーを使ったDJプレイのようなパフォーマンスを2曲披露してくれました。2曲目の時にはロボスケやRDTも登場し、ストライプの服を着た人にスキャナーを向けて音を出していました。その中には僕の友人もいたのでした。

 

そして最後はもちろんRDT。

まずはオープニングパフォーマンス。

 

タイムアウト時のMINAMIさん。

 

ハーフタイムパフォーマンスは最後のシーンのみ。

 

第4Qのオフィシャルタイムアウトにはビッグフラッグが登場するのですが、撤収する時にカメラを向けるとARISAさんが目線をくれました。どんなタイミングでもカメラを見逃さないセンサーは今日もバッチリ作動しました。

 

タイムアウト時に応援するMINAMIさんとMOMOさん。今シーズンは前半と後半で立ち位置があまり変わらないので、同じ人が正面に来ることになります。途中で入れ替わって全員を見たいところです。

 

試合後のタイミングで茨城県民の歌。昨シーズンまでは試合開始前に流れていたのに、今シーズンは流れないんだ、と思っていたのですが、今シーズンから勝利試合の後に流すようになったとのこと。昨日まで連敗中だったから、道理で聞くことができなかったわけです。今日などは試合前の練習中に、ブースターの誰かが自主的に茨城県民の歌を歌って拍手が沸き起こったものでした。

その茨城県民の歌の最中、ペンライトをマイクのようにして熱唱していたのがNOZOMIさんとARISAさん。ARISAさんはどこかの演歌歌手のように握り拳を作っていました。

 

そして最後はお見送り。例え試合に負けても笑顔でお見送りしてくれるRDTですが、勝った試合の後は弾ける笑顔になります。こういうのをこれからも見たいものです。