水戸の桜見物

水戸の桜もほぼ満開。昨日は雨で、今日もあまりいい天気とは言えませんでしたが、来週になるともう散ってしまうだろうから、茨城ロボッツの試合の前後に桜を見てきました。

 

ロボッツの試合会場からは少し歩くのですが、一応公式に案内している無料駐車場があるのが桜山。

 

常磐線を越える歩道橋の上から偕楽園を望みます。

 

偕楽園の下を通りながらアリーナへ向かっている途中に、ちょうど特急列車も通りかかりました。

 

試合後はロボッツ帰りと花見の車が重なり駐車場が出口渋滞となったので、すぐに車は出さずに再び桜山へ。

ここは夜になるとカラオケ大会が行われるのであまり好みではありませんが、偕楽園好文亭を望んで1枚。

 

それから千波湖畔まで移動して、ライトアップされている桜を。

 

茨城ロボッツ v 横浜ビー・コルセアーズ

前日の悔しい敗戦から一夜明けてもまだ悔しさが残っていましたが、昨日の平尾キャプテンの涙を今日は喜びの涙に変えたいというのはブースターみんなの願いでした。

今日も出だしはロボッツペースでしたが、少し点差を広げたかと思うとすぐに追いつかれてしまいます。なので6点くらいの差では全然安心できません。第1Qは30対27とこのままいけば100点超えのゲームになるのでは、とも思いましたが、第2Q終了時で53対44の9点差でリード。昨日の2点差に比べると多少大きいリードですが、果たして後半どうなるか。

 

第3Q終了時では70対66の4点リードと少し差を縮められてしまいますが、やはり前半の貯金のおかげでリードを保ちました。そして第4Q。ルーク選手や山口選手が3ポイントを決めれば横浜BCも3ポイントで応酬します。しかしルーク選手は負けずに連続で3ポイントを決め、一時は13点差をつけるまでになりました。

 

しかしそう簡単に引き下がらないのが横浜BCの怖いところ。その差がだんだん小さくなり、残り1分を切ったところで河村選手がフリースローで3点を決め、昨日の最後のプレイで3ポイントシュートを決めた須藤選手が今日も3ポイントシュートを決めて1点差に迫られ、さらには残り時間9秒でまたもや河村選手が2点取って逆転されてしまいました。

 

ロボッツタイムアウトも使い切り、チームファールも5つを超えているので選手を信じるしかありません。TK選手のスローインを受けたシェイ選手が、ロボッツゴールに迫り、レイアップ。リングの上を少し周りましたが無事にゴール。残り時間は2秒ありましたが横浜BCに攻めさせず、最後はファールしてはいけないと祈ったり、横浜BCのラストショットがリングに当たったりとヒヤヒヤしましたが、無事に勝利。思わず客席から立ち上がってしまいました。

最終的には95対94と昨日に続く1点差の激アツゲームでしたが、昨日の悔しさを無事に晴らすことができました。

 

残り時間約1分のころでは平尾選手がファールを受けてフリースローを投げたのですが、1本目を外してしまい、昨日の悪夢を思い出しそうになりました。しかし、他の選手たちが平尾選手に声をかけ、平尾選手も笑顔で答えて2本目は無事に決めていました。その余裕が今日の勝利を生んだのかもしれません。

 

それにしても昨日と今日は劇的な試合でした。シーズン序盤は前半にリードしていても後半に失速する試合が多かったのですが、ここ数試合はたとえ負けたとしても互角に戦っています。それが今日の勝利にもつながっていると思います。気が付けば今シーズンは残り10試合。ホームの試合も5試合となりました。順位が一つ下の信州との勝利数の差は3。まだ降格圏内を脱したとは言い切れませんので、引き続き力一杯応援したいと思います。

 

そして河村選手は今日もすごかった。両チーム通じて最多の30得点、そのうち3ポイントは9回投げて6回成功と大活躍でした。河村選手は身長が172cmと小柄ながらも、カイソット選手は220cmもあったり、他の選手も高身長の選手が多く3ポイントシュートをボンボン決めて、横浜BCは本当に手強い相手でした。

 

ロボッツはジョニー選手が後半に負傷退場してしまったのがちょっと心配です。

 

今日のMVPは山口選手。

 

それと最後の得点を決めたシェイ選手。

 

勝利の時しかやらない「我らが茨城!」のポーズ。

 

この後RDTも出てきて、同じく勝った時しか流れない茨城県民の歌があったのですが、ホームでの勝利は約2ヶ月ぶり。久しぶりすぎて段取りを忘れてしまいました。

 

今日は水戸シルエラの選手たちがビール売り子として来ていたのですが、残念ながら今日は車で行ってしまったのでビールを買うことができませんでした。でもご挨拶だけはしてきたので、次に来た時にはたくさん買いたいと思います。

 

そして今日のRDT。

昨日はカメラのバッテリーの充電を気にして撮り逃したオープニングショー。

今回は意識して引き気味に撮ってみました。

 

ダンスレクチャー担当はNAGISAさん。

 

最近はゲストパフォーマンスもあったので久しぶりのハーフタイムパフォーマンス。

 

タイムアウトで文字通り飛び出すARISAさん。

 

後半には昨日に続きアダストリアの衣装を着てのパフォーマンス。

 

MOMOさんのジャンプ。

 

こちらを向いてくれたRIRIKAさん。

 

最後のお見送りは昨日以上の嬉しい笑顔でした。昨日は上半身だけの写真だったので、今日は全身で。



 

 

茨城ロボッツ v 横浜ビー・コルセアーズ

茨城ロボッツは先週末にアウェイで琉球と対戦し、昨シーズンのチャンピオン相手に迫り合い、勝利まであと一歩のところで敗れてしまいましたが、その敗戦はきっと選手たちの自信になる敗戦と信じて、強豪ばかりの対戦となる残り試合に望んでほしいです。

 

ホームでロボッツの試合が週末にあるのは実に2ヶ月ぶり。せっかく桜の花が咲く季節になったのに天気がイマイチでしたが、沖縄まで応援に行ったブースター仲間の話を聞きながら開場を待ちました。

 

横浜BCには日本代表の河村選手がいるということもあって、この2試合はチケットが売り切れとのこと。河村選手のプレイは見てみたいけど、あまり活躍されるのも嬉しくないとも思います。

その河村選手を警戒しながら出だしはロボッツがリード。早々に横浜BCはタイムアウトをとってきました。その後は一進一退でロボッツがリードをしてもすぐに追いつかれるという接戦です。前半が終わって48対46の2点リード。第3Q終了時も73対71で点差は変わらず最終Qに入ります。ルーク選手の得点などで差を離すものの横浜BCもしぶとく追いついてきます。

残り時間13秒、1点差で平尾選手がファールを受け、フリースローを獲得します。

ここで1本目は決めたもののフリースローの名手平尾選手にしては珍しく2本目は外してしまいました。これで2点差。最後守れば勝利、というところでしたが、なんとなんと最後の最後に3ポイントシュートを決められた瞬間に試合終了。ブザービーターで悔しい悔しい敗戦でした。最後のフリースローを外してしまった平尾選手は試合終了後に涙を流していました。今日は入場者数も史上最高を更新する5,911人でしたが、僕もこれまで見てきてこのような負けは初めてかもしれません。先週の琉球戦といい今日の試合と言い、惜しいところまではいっています。この悔しさを胸に、明日こそは勝利を掴み取りたいものです。

 

今日のMIPはルーク選手。

 

河村選手は結局チーム最多の24得点、アシストも13と活躍されてしまいました。ノールックのパスなども見せられると唸るばかりです。

 

さて、今日は牛久市PRデーということで、牛久市のマスコットも来ていました。一人(?)は牛久といえばのカッパですが、もう一人(?)は何者でしょう?

 

そして嬉しいことに牛久シャトーのクラフトビールも売られていました。2種類ありましたが、どちらも700円。いつものキリンと同じ量、同じ値段なので嬉しくなり、トータルで5杯飲みました。

 

ロボスケは、先月行われたマスコットオブザイヤーで昨年より順位を上げる8位と健闘しました。

そのお祝いのディスプレイを胸に。

 

最後に今日のRDT。

ダンスレクチャーはMINAMIさんが担当。

 

ハーフタイムは、スポンサーのアダアストリアのアパレルを着てのパフォーマンス。



その後も引き続き同じ衣装で。それぞれ個性のある衣装でしたが、特にシャツとスカートは女子高生のようなスタイルで可愛かったです。

 

試合後のお見送り。

 

須藤玲子:NUNOの布づくり

水戸芸術館の現代美術展は、これまでに2度、2011年の「クワイエットアテンションズ」と2020年の森英恵展がそれぞれ東日本大震災、コロナの影響で展示を見ないうちに終了してしまったことがあるので、それ以来展示が始まってなるべく早い時期に行くようにしていたのですが、今回の展示は他の予定と重なることが多くて行く時間が取れず、このままだと会期終了間際のゴールデンウィークまで行けなくなりそうだったので、茨城ロボッツの試合の前に行くことにしました。

 

須藤玲子さんの名は初めて聞きましたが、茨城県出身で布に関する展示とのこと。あまり興味がない分野ということもすぐに展示を見に行かなかった理由の一つかもしれません。

 

でも実際に行ってみると、日本全国の布の縫い方を集めてパッチワークのようにした展示で、相撲の幕内や江戸幕府など、布を張り巡らした幕にまつわる言葉についての紹介があり、日本では古くから重要な意味で使われているということを改めて知りました。

 

展示されている作品は基本的には触ることはできないのですが、どうしても触りたくなるもの。2箇所ほど触れる展示があり、さまざまな布の種類とその手触りを感じることができたのはよかったです。

 

布の作り方を見せるコーナーでは、布地の上に映像を投射し、まるで実演しているような展示方法でした。

 

各地の布の生産の様子を映像で記録した布づくりの旅は、織機の複雑で精密な動きに目を見張りました。

 

見る前に思っていた以上に面白い展示で、映像作品ももう少し見ていたかったですが、茨城ロボッツの試合の入場開始時刻も近づいてきたので芸術館を後にしました。

 

 

「虚舟」、巨大バッタ

劇団キミトジャグジーの演劇「虚舟(うつろぶね)」を観てきました。会場はお馴染み稽古場「風」。

去年常陽資料館で展示を見た、茨城県に伝わる不思議な伝説「うつろ舟」をベースにした創作ストーリーです。

主役を演じる織笠裕美さんは、その虚舟に乗ってやってきた、どこからきたかわからない娘役なので、最初はどこの言葉かわからないような片言のセリフで始まりました。また、首藤大亮さんも頭ががらんどうのその名も「阿呆の乱道」という役なのでやはり独特な言葉遣いという不思議な出だしでした。

 

そして演者は7人ですが、シーンによって衣装を変えたり仮面をつけたりして別の登場人物を演じるので、何倍もの役者がいるように感じました。

 

この劇の舞台は浜辺で地震津波のシーンも出てくるなのですが、1月1日の能登半島地震を受けてラストシーンを書き換えたそうです。

 

去年からキミトジャグジーの演劇を続けて観てきましたが、これは結成18周年記念公演のシリーズでした。18周年というのは中途半端ですが、本当は15周年記念のはずだったのが、コロナ禍で延期になってこのタイミングになったそうです。年に1回くらいしか観られない劇団も多いのに、2、3ヶ月ごとに公演をやってくれたのは、演じる方は大変でしょうが、観る方は嬉しくなります。もうすっかりこの劇団のファンになりました。

 

演劇を観る前には水戸芸術館の中庭で行われた巨大バッタの修復公開プロジェクトを観てきました。去年9月にも公開していましたが、その時には立つことができなかったバッタの触覚が、今回の修復で見事に復活することができました。僕もクラウドファンディングで応援していたので、その瞬間を見ることができてうれしかったです。

 

このバッタを見ている間に、芸術館の関係者で親しくなった人たちに会ってお話しすることができたのですが、その後演劇を観に行くのに歩いて移動していたら別の知り合いにも会ったりしました。この週末は、いろんなところで思いがけずいろんな方と会うことができてとても楽しかったです。

 

 

 

水戸 v 鹿児島、元山町ビヤスタンド、日本酒bar

先週の試合は無得点ながらも好調の兆しが見えてきた水戸ホーリーホック、今日の試合の勝利を目指します。

今日の相手はJ3から今シーズンJ2に昇格してきた鹿児島ユナイテッド

 

しかしながら結果は今日も0対0の無得点引き分けに終わりました。同じスコアだった先週と比べても残念な結果でした。せっかく3月はホーム戦が4試合もあったのに結果は2分2敗。今日の入場者数もわずかに2,500人と寂しいものでした。

 

そんな中光ったのは左サイドバックの石井隼太選手でした。まだ大卒1年目の選手ですが、本職のディフェンスだけでなく、ロングスローのスローインや、コーナーキックフリーキックのキッカーも務めて多くのチャンスを作っていました。

 

また、かつて水戸に在籍していた黒川選手が、期限付きではあるものの水曜日に再加入が発表され、早速今日の試合でも途中交代で出場しました。黒川選手は2018年から19年に水戸に在籍していた攻撃的な選手だったので、得点力不足の今の水戸での活躍を期待したいです。

黒川選手の背番号は愛称にちなんで96なのですが、その数字を見るとどうしてもLiverpool FCのヒルズバラの犠牲者の数字を思い出してしまいます。2021年に亡くなったファンが犠牲者と認定されて現在は97名ですが、それまでは96名だったので、その数字には忘れられないものがあります。

 

試合後には珍しく濱崎監督がバックスタンドのサポーターの前までやってきて会話していました。話している内容は聞こえなかったものの、昨シーズンどれほど大敗して「濱崎出てこい」とヤジが飛んでも決してやってこなかったので、驚きました。

 

試合前のイベントでは、レジェンドトークの3回目として吉原宏太さんが登場。2009年から2012年にホーリーホックに在籍していて、ホーリーホックにとって初めての日本代表経験者でした。2012年に初めてホーリーホックの試合を見た僕にとってはプレイの印象はあまり記憶にはありませんでしたが、在籍していたこと自体はなんとなく覚えていました。とても興味深い話を聞かせてくれました。



選手バス停車ゲートには前身のFC水戸プリマハムFC土浦も含むユニフォームヒストリーウォールが展示されていました。

 

今日は天気に恵まれビール日和。去年出店していたペルー料理の「わんかよ」さんが今シーズン初めて出店していたこともあり、何杯も飲んじゃいました。

 

ちなみに鹿児島のユニフォームの胸スポンサーは「さつま島美人」。

気になって試合前に鹿児島サポーターの方に聞いてみたら、やはり焼酎のことでした。ホームスタジアムでは1杯100円で売られて、水より安いと話題になっているそうです。いつか鹿児島で試合を見てみたい。

 

そういえば買った食べ物の一つはさつまチップ。さつまいもは茨城でよく取れますが、今日の対戦相手のことでもありました。

 

いつも帰りに立ち寄る元山町ビヤスタンドでも、わざわざビールを求めてやってきた鹿児島サポーターがユニフォームを着ていたので、一緒に写真も撮らせてもらいました。

2人が指を1本立てているのは、お互い勝点1を取ったという意味です。

 

またその元山町では、かつて水戸芸術館のショップで長年店員をしていて、いつの間にか顔を見なくなっていた方と再会することができました。確か東日本大震災の後に、注文していた品物についての連絡か何かでメールをもらったのがきっかけで、芸術館に行くたびに声をかけてお話ししていました。どうやらショップは退職されたようですが、この元山町にはときどくくるそうなので、また会えることを楽しみにしたいと思います。

 

それから水戸駅に移動して、南口で開かれている日本酒barのイベントへ。こちらでも受付で「お久しぶりです」と声をかけられたり、馴染みの酒蔵さんにもご挨拶したりと、昼間から飲んでいたので1杯だけしか飲みませんでしたが、楽しみました。

 

帰りの電車を待つホームの待合室では、お隣にやってきた方がロボッツのバッグを持っていたので思わず声をかけてしまいました。

 

さらには帰宅すると、オンラインショップで注文していたRDTのアクリルスタンドコンプリートセットが届いていたのですが、全メンバーサイン色紙も一緒に届いていました。サイン色紙は抽選でもらえるものだったのですが、どうやら当選したようです。

今日沖縄で行われたロボッツ琉球との試合を日本酒barの会場で見ていて、最後の最後に逆転されて負けてしまったのが悔しかったのですが、これは嬉しいプレゼントでした。

トークライヴ 第5回 茨城県とっぷ郡ぞうさん村 2024 新春 ~新年会~

毎度お馴染み、マシコタツロウさん、バロン山崎さん、村田智史さんによるトークライブ「ぞうさん村」に行ってきました。

いつもは休日に行われるのがなぜか金曜日の夜の開催でした。開場に間に合うように電車で行ったのですが、人身事故があったために遅れ、開演時間ギリギリに会場のペーパームーンに到着しました。お店に入るといきなりマシコさんとバロンさんが座っていて受付をしていたのでびっくりしました。

 

電車が遅れたことは会場にも伝わっていて、予定より少し開演が遅くなりましたが、最初は村田さんのコーナー。マシコさんがラジオで行っているあおなじみのコーナーのように、村田さんが茨城弁でメールを読んだのですが、その読み方があまりにも下手で笑っちゃいました。本人曰く、茨城弁は話せるけど、メールを読むのが難しいとのこと。

 

そしてマシコさん、バロンさんも登場して爆笑トークが始まりました。

 

今回はぞうさん村のグッズでバスタオルを作ってました。

 

バスタオルは買いませんでしたが、入場時にはボールペンをもらいました。

 

そのボールペンを使って書いたのは、カラオケのデュエット曲でお馴染みの「男と女のラブゲーム」の歌詞の一部を変えるというもの。人により変える部分が異なっていましたが、全員分を集めると全く違う歌詞ができあがるというものでした。

これに似たようなことを僕も昔友達とやったことがあるのを思い出しましたが、前後のつながりが全くないのがとてもシュールで面白いものです。

 

トークライブの後半は、全員から集めた替え歌歌詞を一つづつ紹介して、面白そうなものを拾い集めて完成させました。その結果、予想通りシュールな歌詞となり、なぜかこの場にいないラジオパーソナリティが登場したり、最後は突然モルタルの話で締めるというとんでもないものができました。

 

約2時間、とても楽しく過ごしました。

次回は6月か7月頃に開催する予定とのことでした。